プロジェクトについて

Katori Hidetoshi

香取 秀俊 (プログラムマネージャー)


東京大学
大学院工学系研究科 物理工学専攻 教授

理化学研究所
香取量子計測研究室 招聘主任研究員/
光量子工学研究センター
時空間エンジニアリング研究チーム チームリーダー

従来の原子時計の精度を100倍以上改善する光格子時計をネットワーク展開・社会実装することで、次世代の超高精度・時空間情報の共通プラットフォームを構築します。光格子時計の小型化とネットワーク化により、超高精度クラウド・クロック環境を実現し、通信の高速・大容量化や位置情報サービスの高度化を目指します。

GO OUTLINE プロジェクト概要

NEWS

2024/7/17
香取PMのインタビュー記事が、電源開発(Jpower)のホームページに掲載されました。
半世紀後の未来へ 科学者からの贈り物
2024/6/8
産業技術総合研究所(AIST)からのプレスリリースです。AISTと、横浜国立大学は、光格子時計によって高精度な時刻系を230日間連続して生成することに成功しました。
・プレスリリース:
 高い稼働率の光格子時計で世界最高水準の時刻系を生成    
    -長期間安定した時間周波数国家標準の実現にむけて前進-
・論文:
 Takumi Kobayashi, Daisuke Akamatsu, Kazumoto Hosaka, Yusuke Hisai, Akiko Nishiyama, Akio Kawasaki, Masato Wada, Hajime Inaba, Takehiko Tanabe, Tomonari Suzuyama, Feng-Lei Hong, Masami Yasuda,
 Generation of a precise time scale assisted by a near-continuously operating optical lattice clock,
 Phys. Rev. Applied 21, 7 June 2024.
2024/4/13
米国ロサンゼルスにて、プログラムマネージャーの香取教授が受賞したブレイクスルー賞の授賞式が行われました。2022年度に基礎物理学の部門で受賞しておりましたが、パンデミックのため授賞式は延期となっていました。
2024/4/4
東京大学のロゴマークを更新しました。東京大学のロゴマークは4月1日から新しくなっております。
2024/3/7
東京大学、理化学研究所、日本電子株式会社から共同のプレスリリースです。
「東京大学大学院工学系研究科の岡場翔一助教、香取秀俊教授らの研究チームは、レーザー冷却された原子を光ベルトコンベアで引き出し、さらに交差する光ベルトコンベアで運動方向を変えて出力する連続原子源を世界で初めて開発しました。Physical Review Appliedに論文も掲載されました。」
・プレスリリース:
 交差する光ベルトコンベアで原子の運動方向を変えて輸送    
 ―光格子時計の高精度化に必須な連続原子源を開発―
 東京大学理化学研究所日本電子株式会社
・関連論文:
 Shoichi Okaba, Ryoto Takeuchi, Shigenori Tsuji and Hidetoshi Katori,
 Continuous generation of an ultracold atomic beam using crossed moving optical lattices,

 Physical Review Applied 21, 034006 – Published 5 March 2024.
2024/2/1
リンクページを更新し下記の量子ICTフォーラムへのリンクを追加しました。
・量子ICTフォーラム 会員インタビュー 香取先生
 「光格子時計がもたらす科学イノベーションのインパクト」

・量子ICTフォーラム 若手インタビュー 牛島先生
 「光格子時計で、世界に先駆け19桁の精度に挑む」

2023/12/18
プロジェクトのワークショップが理化学研究所で開催され、今期の成果と来期の計画が議論されました。
2023/12/12
プログラムマネージャーの香取教授が、日本学士院の新会員に選定されました。
・日本学士院
・日本学士院会員の選定について
・東京大学工学部:香取 秀俊 教授が「日本学士院会員」に選定されました
・理化学研究所:香取 秀俊 チームリーダーが日本学士院会員に選出
2023/9/26
プロジェクトのサイトビジットが島津製作所 基盤技術研究所をホストに、オンサイト、オンラインのハイブリッドで開催されました。
2023/8/22
Linkを更新しました。「光格子時計入門」コンテンツをセレクトしました。
クラウド光格子時計プロジェクト リンク
2023/7/21
コンテンツ配信用プラットフォーム「note」に、実業家で投資家の堀江貴文様の香取研訪問時の感想などが掲載されました。
光格子時計が新たな宇宙事業に繋がる
2023/7/6
産業技術総合研究所(AIST)からのプレスリリースです。イッテルビウム原子の波長の時計遷移の直接励起を観測し、その周波数の絶対値を世界で初めて測定することに成功しました。今回新たに絶対周波数を測定された時計遷移は、光格子時計に組み込むことで、環境外乱による時間の基準変動を抑え、その高精度化に貢献することができます。Physical Review Aに論文も掲載されました。
・プレスリリース:
 光格子時計をさらに高精度化する、環境外乱に高感度な時計遷移の精密分光に成功    〜秒の再定義に向けた議論を加速〜
・論文:
 Akio Kawasaki, Takumi Kobayashi, Akiko Nishiyama, Takehiko Tanabe, and Masami Yasuda,
 Observation of the 4f146s2 1S0−4f135d6s2(J=2) clock transition at 431 nm in Yb,
 Phys. Rev. A 107, L060801.
2023/4/6
新しい論文が公開されました。
Ryoto Takeuchi, Hayaki Chiba, Shoichi Okaba, Masao Takamoto, Shigenori Tsuji and Hidetoshi Katori,
Continuous outcoupling of ultracold strontium atoms combining three different traps,

The Japan Society of Applied Physics.

 

past news Past News (2019/12/2~2023/3/14)

連絡先


クラウド光格子時計による時空間情報基盤の構築

〒113-8656
東京都文京区弥生2-11-16
東京大学大学院工学系研究科
香取研究室
工学部9号館5階  507号室

電話:03-5841-6845
FAX:03-5841-6859
E-mail: jst.katori.hq(at)gmail.com

 

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Last update
July 17, 2024